まず外観を見て「渋い!」と思わず声を上げてしまったこちら。
創業は昭和6年、久留米大空襲で一度は消失したそうですが
後に建て直されてからは、現在までずっと当時の姿のまま営業している丼物の食堂。
土間風な床といい、やかんといいノスタルジック・・・
すりガラスと、このクリクリ回す鍵がまた懐かしい。
メニューはこんな感じ
親子丼!この卵のシズル感いいでしょ!
だし汁の味が濃くて汁もつゆだくで、ボリュームも有りました。
こちらが肉丼。細切れの牛肉が甘辛~く煮込まれて、こちらも濃い味。
卵を崩してぐりぐりっと。美味しくないわけがありませんよね^^;
戦前戦後は卵や牛肉は間違いなく贅沢品でしたよね。
今でいう丼ものとは違う感覚で当時は食べられてたんじゃないかと思いを馳せることしばし。
お客さんもチャリでやってきてチャリで帰るような何年来も常連のような地元の方ばかり。
愛されて60余年、いい意味で時間が止まってました。
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松尾食堂
住所:久留米市日吉町5-9